Michannel~日々が愛のかたまり~

きみがいるから。ぼくがいるから。 人生の傍らにはKinKiさん。二世帯住宅に嫁いだKinKi&ディズニーヲタのベビちゃん待ちワーキング主婦の日常。

お義父さんの話②

本日、納骨式を終えました。


下書き状態にしたまま、更新出来ずにいましたが。

 

実は、結婚式から僅か5日後の2019年11月21日。
旦那くんのお義父さんが亡くなりました。

 

結婚式後も体調は良く、自分で歩き回れるくらい元気でした。

もともと、緊急入院となった病院からは長期入院が出来ない、という話をされていて。
まずは結婚式を目標に治療をして、その後は長期療養してくれる病院を探すか、自宅療養。
この2択しか選択肢がなかったのですが。
結婚式が終わった直後から、どうしますか?
と、答えを急かされている状態でした。


ただ、病院を新たに探すとなると、本人に癌を告知しなければならない。
自宅療養となると、私も旦那くんもお義母さんも、日中仕事に出ていて、誰かが四六時中見ていられる環境をすぐに作るのが難しく。
まずは、どちらになるにせよ、このタイミングを逃すと次にいつ帰れるかわからないから、一時退院しましょうか?という話が出た矢先の事でした。

 

その日、お義母さんはパート先の友人達と日帰りバスツアーに出掛けていて、旦那くんは仕事。
私だけが、家にいました。

 

昼間、次男のお嫁さんから
「お義父さんに会ってきました。顔色も良く、元気でした。もうすぐ退院出来る、と嬉しそうでした」
と、家族LINEが入り、安心していました。

前日に私達が会いに行った時
「サンドイッチが食べたい」
としきりに言ってたので、明日持って行こうか、と旦那くんと電話で話しつつ、結婚式後で殆ど片付いていなかった部屋の片付けや掃除などをして過ごしていました。

 

夕方19時前。
旦那くんから、突然電話。
「病院から今、電話があって、お父さん吐血したらしい。お母さんにも電話してるんだけど、繋がらないから何度か掛けてみる」
と、昼間からは信じられないくらい緊迫した様子で。
今日に限って旦那くんの現場が遠く、こっちに帰ってくるのにもう少し時間が掛かりそうだから、ひとまずお義母さんが戻ってくるのを待って、私がお義母さんを乗せて病院行って欲しい、と。
電話を切った直後に、今度は病院から電話。
「あまり状態が良くありません。誰か家族の方、来られませんか?」
という看護師さんの緊迫した声を聞いて、急に身体が震え出しました。
昼間、元気だったというLINEを貰ってただけに、何が起こってるのかわからず。

 

私が現状1番病院の近くにいるけど、私だけが行ってもお義母さんが病院に行く手段がなくなってしまうし……。
どうしよう、どうしよう…………。
軽いパニック状態になりながら、旦那くんからの連絡を待ちました。

30分後くらいに、漸く連絡が来て。
お義母さんは、戻ってきたら近くの駅から直接タクシーで病院に向かうから、私もそのまま病院向かって。
との事。

 

慌てて病院に到着したら、私が1番最初だったようで、看護師さんがお義父さんの状態を説明してくれました。

 

「今、もう心拍が止まっておりまして……」

 

え??どういう事???

 

状況が理解出来ないまま、今まで入院していた病室とは別の部屋に案内されました。

 

カーテンを開けて、お義父さんの姿が視界に入った瞬間から、もう頭真っ白です。
時間差で、旦那くんやお義母さん、お兄さん達が到着して。

 

後から、経緯を説明されました。
直接の死因は
「食道静脈瘤破裂」
だったそうです。
肝硬変の影響で、食道に静脈瘤が出来、それが不意に破裂した事で吐血が起きたとの事。
そうなってしまうと、処置がもう出来ないそうで、吐血が起きた数分後にはもう徐々に脈が弱くなっていってしまったそうです。

 

病院て、今電話で危篤、とか言わないんですね。
伝えてしまって、向かってる家族が動揺して事故等に巻き込まれないように…という考慮なのだそうです。


そこからバタバタと葬儀になり、少し早い時期ではありましたが年内30日に四十九日を終えての、今日です。


未だに、不意にコジロー構いに2階に上がってくるんじゃないかとか、仕事から帰ってきた時に、お義父さんの部屋のカーテンがちょこっと開くんじゃないかとか。
毎日お線香あげに1階に降りてますが、全然実感が沸きません。


ただ、これで一旦ひと段落。
まだ手続きの部分で、細かい事は若干残ってはいるものの。
ここからまた生きて行く為に、前に進んでいかないといけません。